9月おすすめ作品4

9月最後のおすすめ作品は「志村 立美」様です。

 

志村立美の絵画

プロフィール

生年:1907年(1980年没)

 

出身地:群馬県

 

職業:日本画家、挿絵画家、美人画家

 

概要

1924年に山川秀峰のもとで美人画を修める。その後、挿絵や木版画での活動も行うようになる。

 

師である山川秀峰のつながりで肉筆画も描くようになり、その後主婦の友・婦女界などの雑誌口絵などでその名を知られるようになり、林不忘原作の丹下左膳の挿絵などで岩田専太郎と並ぶ人気画家となる。

 

挿絵の重鎮と言われるまでになるが、晩年になり、日本画や美人画に回帰することになる。

 

この絵について

美人画という言葉をwikipediaで調べると、以下のように掲載されています。

美人画とは単に美しい女性をモチーフにした絵画だという概念に囚われがちだが、『広辞苑』では「女性の美しさを強調し」という抽象的表現で規定されており、『新潮世界美術辞典』(新潮社、1985年、ISBN 4107302067)では「女性の容姿の美しさ」と、『現代日本美人画全集 名作選I』(関千代 著、集英社、1979年)では「女性の中にある美」を探究しモチーフとしたものと定めてあり、必ずしも美人を描いたものという定義だけでその本質を表現できるものではない。

 

この概念をうかつには語ることはできませんが、この絵を見ていると何となく理解できるような気がします。

 

多分、大阪の道頓堀だとは思うのですが、その賑やかな背景によって女性の絵が際立ってはかなく見えてしまうような気がします。

 

昔ながらの日本情緒のようなこの絵をぜひご観覧ください。