9月おすすめ作品3

今回のおすすめ作品は藤 祥州様です。

プロフィール

生年:1951年

出身地:大分

職業:画家

概要

20歳で二科展に入賞し、その後フランスやスペインに渡り、画家としての活動や取材などをされていました。

その後帰国し、様々な賞を受賞し、松坂屋でも個展を複数回開かれています。

この絵について

郷土画家という言葉に明確な定義はありません。大分出身の画家と取れば郷土画家と言えますし、大分を描いている画家と取ればそうは言えないのかもしれません。

この絵は「ヴェネツィア運河」というタイトルですが、おそらく渡仏後に書かれたものだとは思います。実際に行ったことがない人でも知っているヴェネツィアのイメージを取り上げていただいているので、すごく共感しやすいです。

また、この絵では上半分に建物と船を捉え、下半分を運河とそこから垣間見える晴れた空を描いています。上の構図を見ていると空の様子が断片的にしかわかりませんが、運河の反射で空が晴れていることがわかる、というまるで写真のような凝った構図だと思います。

色彩も柔らかく、見ているだけで落ち着く絵だと思います。

氏の作品は他にも展示していますので、ぜひ別府の観光がてらお越しください。