9月おすすめ作品1
9月最初のおすすめ作品は水墨画です
この絵について
右下にサインがあるのですが読みがわからなかったもので、あいまいな表現になってすみません。おそらくハングルとは思うのですが・・・。
1998年とあるので、それほど昔の絵画ではありません。
ただ、この絵画自体は細かなところまでよく書き込まれていて、雪とのコントラストが非常に印象的です。
また、木にかかっている雪の描写もリアルで、見ているだけで風がどちらからどのぐらいの強さで吹いているのか、ということが良く伝わってきます。
決して色鮮やかではないですし、風景が特徴的であるわけでもないのですが、切ないというか寂しいというか、そんな情景を思い起こします。
加えて木の間から家が見え隠れしていることで、冬を家の中で過ごしている人までイメージができました。
他にも同じ作者かはわかりませんが、作品を展示しています。比較的大きい絵画でもありますので、ぜひご鑑賞ください。